川沿い物件ならではのメリット・デメリット・注意点をご紹介★

公開日 2019.08.05

皆さん、川沿いのお家ってアニメや映画、海外ドラマなんかで出てきて、憧れたりはしませんでしたか?
私は「3月のライオン」というアニメで一時期強く憧れていた時がありました。
川沿いの家をリバーサイドやウォーターフロントとよばれるようになり、都市開発が進んで、続々と新しい住宅やマンションが建設されています。
川沿いは自然を身近に感じられることも人気の理由です。
しかし、川沿い物件は実際に住んでみないと分からない注意点もあります。
今回は、川沿い物件のメリット・デメリットや、注意点などについて紹介します。

川沿い物件の魅力・メリット

川沿い物件の魅力・メリットとしては、

・目の前に建物が建つことがないので開放感がある、日光を遮られる心配がない。

・風通しがよく、川面によって冷やされた風が自然と吹いてくるので、夏場でも快適。

・春は桜、夏は花火と、四季折々の美しい自然を楽しむことができる。

まず、滅多なことが無い限り目の前に建物が建つことがありません。
なので半永久的に景観が続きます。将来の景観を心配することがないので、安心して購入に進む事が出来ます。
バルコニーから、四季折々の自然を眺められるのも素敵ですし、
川沿いによってはバルコニーから花火を独占することだってできます。
川沿い物件にはたくさんの魅力が詰まっていますよね♪

 

川沿い物件のデメリット

もちろん、デメリットも存在します。

・自然が身近にあるということは、その分虫の発生も避けられない。

・高層階になるほど、風の強さが増していく。

・川沿いはイベント事が多く、騒音に感じる場合もある。

特に、住宅の周りに草木が生い茂っている物件や、土手が近くにある物件などは、蚊や小ハエなどに悩まされることも多いようです。
また、高層階になるほど、見晴らしはよくなり、2階や3階よりも虫の発生は少なくなりますが、風の強さも増していきます。
いつのまには網戸が開いていたり、洗濯物が飛ばされたりなどということもあります。
物によっては飛ばされたりすると事故にも及ぶ事があるので十分に注意が必要です。
川沿いはお花見や花火、お祭りなど様々なイベントが行われます。
なので、静かな環境で暮らしたい方にとっては、イベント時などは少しうるさく感じる場合もあります。

 

川沿い物件の注意点

先程の風の強さの注意点もそうですが、
川沿いは物件の資産価値にも関わる重要な問題が・・・川辺に近い土地は地盤が弱い場合があるということです。
近年よく耳にするのが、異常気象による河川の氾濫、床下・床上浸水などの自然災害です。
だが、川の近くはどこでも危険という訳ではありません。ただ、川底よりも土地が高ければ河川氾濫のリスクは少なくなるといわれています。
しかし川底よりも低い土地の場合、川が氾濫した時に長時間浸水が続いた結果、被害が大きくなることが予想されます。
購入予定地の地盤の状態について確認してから、物件を購入することをおすすめします。
多くの市区町村では、いざという時に向かう避難場所や、災害想定が記されているハザードマップを作成しています。
どのエリアが浸水被害に遭いやすいかが色ごとに分かりやすく記載されています。
市役所に置いてあったり、国土交通省のハザードマップポータルサイトなどで身近に確認することが出来るので、ご活用ください。

 

このように、川沿い物件のデメリットについての、虫が多いことや、風が強いことに関しては、対策次第で解決できる場合もあります。
川や自然がそばにある暮らしに大いに魅力を感じるという方は、地盤の状態について確認し、デメリットを理解した上で、購入に進めるとよいでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!