新宿が大きく変わる第一歩『東急歌舞伎町タワー』

公開日 2022.10.03

こんにちは、営業の角川です。

 

新宿歌舞伎町で開発が進められている「東急歌舞伎町タワー」が、2023年4月に開業します。

映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設およびホテルからなる、地上48階・地下5階・塔屋1階、約225mの超高層複合施設です。

開発の事業主体は東急および東急レクリエーション。

2014年12月に閉館した「新宿TOKYU MILANO」跡地にて開発が進められています。

施設による新たな都市観光拠点の創出のほか、歌舞伎町へのダイレクトアクセスを可能とする空港連絡バスルート形成による、インバウンドも含めた観光客のアクセス性向上も見込んでいるそうです。

 


施設のキーワードとして「好きを極める」を掲げており、エンターテインメント施設とホテルをそれぞれ運営するのではなく、

ホテルにコラボレーションルームなどを用意し、イベント等のアーカイブ配信や、

その部屋だけの特別なメッセージをアーティストからもらえたり、そこでしか手に入らないグッズ購入ができたりといった体験の提供を計画しているそうです。

 

(イベント開催イメージ:公式サイト参照)


施設構成は、地下1階から地下4階がライブホール、6階から8階が劇場、9階から10階が映画館、17階から47階がホテル&レストラン。1階から5階までは店舗等を予定しています。

 

(ライブ開催イメージ:公式サイト参照)

ライブホールは、1,500名のキャパシティをもつ「Zepp Shinjuku(TOKYO)」。

これまでのZeppホールよりもコンパクトなサイズ感で、アーティストとの距離が近いことを特徴としていました。

また、ステージ後方、客席両サイドおよび後方に設置する360度LEDビジョンにより、これまでとは一味違った演出、ライブ体験ができるとしています。


また、西新宿の景色を一望しなからお酒やソフトドリンク、軽食を楽しめるカフェ&バーもあるそうです。

 


(映画館イメージ:公式サイト参照)

映画館は、東急が展開する「109シネマズ」の新ブランド「109シネマズプレミアム」として開業します。

一般的なシネマでは1,600席以上はとれる広さながら、8スクリーン・752席とゆとりを持たせ、A席とS席の2種類のプレミアムシートにて展開するそうです。


シアター内は映画に集中できる空間とするため、モノトーンのシンプルなデザインになっており、

ノイズの反射を抑えた音響設計や、幅広い演目に対応するスクリーン前方の舞台を特徴としています。


また、新宿エリア初の3面ワイドビューシアター「ScreenX」を導入し、

映画にとどまらない多様なエンターテインメントコンテンツを提供する予定だそうです。



ホテルは、「HOTEL GROOVE SHINJUKU(ホテル グルーヴ 新宿)」と「BELLUSTAR TOKYO(ベルスター 東京)」の、趣の異なる2つのブランドが入ります。

ホテル グルーヴ 新宿は「エンターテインメント施設・まちと繋がるホテル」をコンセプトとしたブランド。18階から38階で展開し、

東急歌舞伎町タワー内にある各エンターテインメント施設で得た感動や喜びなどの余韻に浸れる空間づくりを目指した客室としています。


エンターテインメント施設とホテルの結節点となる17階には、テラス・パーティールームなどを備えた、社交場としての役割を果たすレストラン&バーが入ります。

 


ベルスター 東京は「天空のラグジュアリーホテル」をコンセプトに、39階から47階で展開です。

上層階にはレストランやスパが入ります。

名称は、ラテン語の「BELLUS(美しい)」と「STAR(星)」を組み合わせた、“美しく輝く星”としての「BELLUSTAR」。

グローバルホテルのブランドを活用するのではなく日本のホテルとして、最上級の空間づくりとおもてなしができるホテルを創造するとしています。



新宿が大きく進化を遂げていく大きなシンボルとなります。

本日から小田急百貨店が移転し、新宿西口駅周辺の再開発プロジェクトも進んできています。

今後の新宿駅の発展に期待が高まっています!