中古マンション価格、全国的に上昇傾向

公開日 2021.12.28

(株)東京カンテイは11月30日、2021年10月度「中古マンション価格天気図」を発表した。これはファミリータイプの中古マンション流通事例価格を「天気マーク」で表示したもの。
それによると、10月は全国で天候が改善した地域数は3から7地域に増加。横ばいは37から36地域に減少。悪化は7から4地域に減少。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は20から15地域に減少し、全国的に価格上昇傾向が強まった。
首都圏は東京都が前月比0.6%上昇、神奈川県が1.2%上昇、埼玉県は1.9%上昇、千葉県は±0.0%の横ばい。首都圏平均では1.3%上昇した。近畿圏は大阪府が1.1%上昇、兵庫県が0.1%上昇、京都府が2.0%上昇。滋賀県は2.9%上昇、奈良県は0.8%上昇、和歌山県は4.3%上昇。近畿圏平均では1.2%の上昇となった。中部圏は愛知県が1.3%上昇、静岡県が1.7%下落、岐阜県は1.1%上昇、三重県は2.1%上昇。中部圏平均では1.0%上昇した。
地方圏では、北海道は前月比0.7%上昇し1,932万円。札幌市は0.6%上昇し2,025万円。札幌市では最も事例の多い中央区で1.0%下落したが、2番目に事例の多い豊平区では2.0%上昇、白石区は4.3%、北区も3.6%、西区は1.7上昇と主要区で強含んだ。宮城県は2.9%上昇し2,328万円、仙台市も2.9%上昇して2,376万円となった。仙台市では事例数最多の青葉区で2.6%上昇、太白区は7.4%、宮城野区は2.9%上昇し、同市の価格を押し上げた。
長野県では1.0%上昇し2,457万円。事例数が増加した長野市は3.1%下落、諏訪市は4.2%下落となったが、軽井沢町は6.7%と大きく上昇し、同県の価格上昇を牽引した。福岡県では1.5%上昇し2,195万円、福岡市は1.0%上昇し2,692万円。事例数最多の中央区で2.2%上昇、次いで事例が多い博多区で1.9%上昇した。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ

 

都心部は相変わらず中古マンション価格が上昇中ですね。
不動産はナマモノとはよく言ったものです。
鮮度命です。
自分が良いと思う物件はやはり他人様も良いと思われるはずです。
悩んでいる間に、ほかの人に契約されてとられてしまうのです。
いい物件であればあるほど、早いのです。

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