首都圏中古マンション、成約件数は2ケタ増

公開日 2019.10.15

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、首都圏における2019年9月度・不動産流通市場の動向を発表した。

それによると、9月の首都圏中古マンション成約件数は3,589件、前年比+10.6%の2ケタ増となり、9月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。成約m2単価は同+4.7%の53.79万円/m2、成約価格も同+5.2%の3,463万円と、ともに8ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は同+0.5%の64.39m2だった。

中古戸建においては、成約件数は前年比+15.0%の1,254件と、8月に続いて2ケタ増となった。成約価格は同+1.5%の3,091万円、3ヶ月ぶりに前年同月を上回り、前月比も上昇した。土地面積は同+6.7%の150.95m2、建物面積は同+1.1%の105.23m2だった。