家選びで最も重視する点、関東は「周辺環境」関西は「価格」

公開日 2019.11.18

リビン・テクノロジーズ(株)はこのたび、「関東と関西では住宅選びは異なるのか」をテーマにアンケート調査を行った。

調査は2019年10月15日~10月31日の期間、インターネットで実施。関東または関西に居住している20歳以上の男女129人(関東79人、関西50人)を対象に行った。

それによると、住宅購入時、最も重視する点は何ですか?では、関東は「周辺環境」が最多で19.0%。次いで「価格」(17.7%)、「駅・バス停からの所要時間」(16.5%)、「所在地」(10.1%)と続いた。一方、関西では「価格」が最多で22.0%。「周辺環境」(18.0%)、「駅・バス停からの所要時間」(16.0%)、「売主の信頼度」(10.0%)と続く。2番目に重視する点については、それぞれ「価格」(関東27.9%、関西18.0%)が最多で、「所在地」(関東15.2%、関西16.0%)、「周辺環境」(関東13.9%、関西14.0%)、「駅・バス停からの所要時間」(関東13.9%、関西10.0%)となった。

最も妥協してよい点は何ですか?では、関東では「学区」が最多で22.8%。「駅・バス停からの所要時間」「広さ」(共に16.5%)、「間取り」(10.1%)と続く。関西でも「学区」が最多となり22.0%。次いで「築年数」(18.0%)、「間取り」「リノベーションの自由度」(共に12.0%)、「駅・バス停からの所要時間」(10.0%)となった。2番目に妥協してよい点については、関東は「築年数」(21.5%)が最多で、関西では「リノベーションの自由度」(20.0%)が最も多かった。全体的に、関東の方が利便性を、関西の方が住み心地を重視する傾向にあるようだ。