（一社）女性のための快適住まいづくり研究会（東京都目黒区）は、20～60歳代の女性を対象に、マンション購入に関するアンケート調査を行った。調査期間は2020年4月18日～29日。マンション購入の経験がある563人（うち未婚425人）より回答を得た。

それによると、初めてマンションを購入した年齢は「35歳～39歳」がトップで27.5%。次いで「40歳～44歳」21.0%、「30歳～34歳」18.5%と続く。約半数は39歳まで購入している結果となった。

初めてマンションを購入した時の年収は、「500万円台」がトップで24.3%。次いで「400万円台」20.8%、「300万円台」15.6%。購入理由（複数回答）としては、「賃貸の家賃や更新料がもったいないと思った」が56.7%で最多。「資産として残せるから」（54.7%）、「快適で安全に暮らせる家がほしかった」（47.4%）といった理由も多い。資産となったり、分譲物件であれば「追い出されない」という安心感もあるようだ。

間取りは、「1LDK（1DK）」が54.2%、「2LDK（2DK）」が24.3%と、コンパクトマンションが人気。一人暮らしにおいても「1LDK（1DK）」以上を選んだ人が93.6%だった。