不動産売買時の契約書類を電子化、野村不動産

公開日 2020.08.24

野村不動産(株)は、新築分譲マンション・一戸建て事業において、不動産売買契約時における顧客の署名・捺印等の手続きを電子化する「Musubell(ムスベル)」を導入する。

「Musubell」は、(株)デジタルガレージ(東京都渋谷区)が開発するにあたり、野村不動産が新築分譲マンションの契約手続きフロー・各種契約書類の共有、必要機能の提案等、開発協力を行い実現したサービス。また弁護士ドットコム(株)(東京都港区)が提供する電子契約サービス「クラウドサイン」とAPI連携している。

同サービスにより、不動産売買契約時における必要書類をシステム上で管理し、複数書類への署名・捺印及び郵送手続きを不要にすることで、顧客の契約手続きにかかる負担の軽減、契約業務の効率化等が可能になる。

サービス開始は本年8月下旬より。分譲マンション「プラウド杉並方南町」(東京都杉並区)、分譲一戸建て「プラウドシーズン稲城南山」(東京都稲城市)に導入するという。