住民が愛着や誇りを感じる街、総合1位は「港区」

公開日 2020.09.14

(株)読売広告社都市生活研究所は、関東圏・関西圏における住民人口10万人以上の自治体(151自治体)居住者を対象に「シビックプライド調査 2020」を実施し、住民が「愛着」や「誇り」を感じる街ランキングを発表した。

調査は2020年3月19日~3月24日、インターネットで実施。対象エリアの自治体に住む20歳~64歳の男女から回答を得た。有効回答数は1万5100(各自治体100)。

それによると、総合ランキング1位には「港区」(東京都)が選ばれた。先進性やステータス性といった面で注目される区であるが、調査では「街づくりに積極的に関与したい」「この街をもっとよい街にしたい」といった点でもトップ評価となっており、住民の街のあり方への意識(共感)が高いこともポイントとなっている。

2位には「西宮市」(兵庫県)がランクイン。文教住宅都市として教育環境が整っているだけでなく、文化・交通、買い物等の利便性もそろった点が人気。調査ではどの項目もバランスよく評価が高く、「この街から離れても戻ってきたい」や「今後もこの街に住み続けたい」と評価する人が特に多い傾向がみられた。

3位に「文京区」(東京都)、4位に「目黒区」(東京都)が続く。その他上位の自治体をみると、関東圏では東京23区が多くあがったほか、東京市部の武蔵野市・三鷹市、神奈川県の横浜市・藤沢市・鎌倉市。関西圏では、大阪府の箕面市、吹田市、高槻市、兵庫県の神戸市などがランクインしている。